なぜサトシはグランプリから漏れたのか？

RIZINライト級王者、ホベルト・サトシ・ソウザ (14勝2敗)の出場が期待されていた「Bellatorライト級ワールドグランプリ」

2023年1月12日、出場する8選手が発表されたが、残念ながら出場は見送られた。

↓出場する8選手は以下の通り↓

王者：ウスマン・ヌルマゴメドフ 16勝0敗
1位：パトリッキー・ピットブル・フレイレ 24勝11敗（前ライト級王者）
2位：トフィック・ムサエフ 20勝4敗（RIZINワールドWORLD GP 2019優勝者）
3位：ベンソン・ヘンダーソン 30勝11敗（元UFC世界ライト級王者）
4位：アレクサンデル・シャブリ 22勝3敗
5位：シドニー・アウトロー 16勝5敗
8位：AJ・マッキー 20勝1敗（元フェザー級王者）
圏外：マンスール・ベルナウイ 20勝4敗（元ROAD FCライト級王者）

サトシは何故GPに出場出来なかったのか？
目指すはダブルチャンピオンか？フェザー級転向か？
まとめ

サトシは何故GPに出場出来なかったのか？

元々ライト級GPに内定していた？

【──2023年にはライト級GPを予定しているとさきほど聞きました。ここに日本人選手が参戦する可能性はあるでしょうか。
「もちろん、トーナメントにも、それ以外にも参戦させたいと思っているよ。10月に米国で榊原サンと話す予定だけど、もしスケジュールが合って可能であれば、155ポンド（ライト級）のRIZINチャンピオンを呼びたい。GPには、今のところパトリッキー・ピットブル、ウスマン・ヌルマゴメドフ、ベンソン・ヘンダーソンらの名が挙がっている。そして、トフィク・ムサエフのことも忘れてはならない。いまのRIZINチャンピオンのサトシは、このムサエフに勝っているだろう？是非呼びたいと思っているんだ。選手にとってもかなりいい話なはずだ。我々のファイトマネーはかなりいいし、トーナメントに優勝するとそれにプラスして賞金が100万ドル（約1億4千4百万円）あるからね。人生が変わる金額だと思うよ。いずれにしろトーナメントやワンショットの試合でも、日本人の選手には是非参戦してほしいと思っている」】
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a8d719f9c0aa01a134a9b07f5ff5784156392d

この記事からも分かる通り、Bellatorのスコット・コーカー代表はサトシ選手の出場を熱望していました。そのため多くのファンはサトシ選手がGPに内定しているものと思っていましたが、残念ながら今回発表された選手の中に名前はありませんでした。

出場できなかったのか？出場しなかったのか？

そもそも今回のライト級GP欠場の理由は大きく2つのパターンが考えられます。

AJマッキーに敗れた事が響きオファーされず
オファーはあったが出場を辞退

パターン1の場合

今回のGP出場者の選考基準として、「直近で負けてる幻想がある選手＜ランキング上位者」といった前提があった場合ランキング8位のAJマッキー選手に負けたことでサトシ選手は8位以下という評価になってしまい、前提としている選考基準に当てはめるとオファーが無いことになります。（あくまで仮定の話です）

パターン2の場合

実は正式なオファーが来ていたが辞退した。このパターンもあり得ると思います。こちらに関しては本人の事情やチームの考えなど様々な要因が考えられますが、、、
続報を待ちたいと思います。

目指すはダブルチャンピオンか？フェザー級転向か？

2021年12月31日の「RIZIN34」で矢地祐介選手に1本勝利した後「榊原さんにお願いがあります。私、堀口選手みたいにBellator選手に勝ちたい、ダブルチャンピオンになりたい！どうですか⁉」とRIZINとBellatorの2冠を達成したい意向を示していました。加えて、3ヶ月後にはフェザー級に転向し2階級制覇にも興味を示すなどファンを驚かせました。早くても1年以上Bellatorライト級のベルトに挑戦できないことが決定している今、モチベーションを保つためにフェザー級へ転向することもありえない話ではない気がします。